今晃と石川美祈子の2015→2020作品展示会 「なるかならぬか」津軽こけし館 開催のお知らせ!
左/今晃作品「紅葉」 右/石川美祈子作品 「伯母百合」
今晃と石川美祈子の2015→2020作品展示会
「なるかならぬか」日時:2021年1月9日(土)~3月21日(日)
時間:9:00~17:00
場所:津軽こけし館2階有料展示室
入場料:大人320円 高校生270円 小中学生160円
津軽系こけし工人今晃とその弟子石川美祈子。
石川工人が修行通いを始めた2015年から2020年までに作られた2人のこけしの展示。
修業時代の二人挽きで製作した両工人の作品や2018年以降 各々が製作した作品など約300点ほど展示工人プロフィール※2018年津軽こけし館開館30周年アニバーサリーフェスタにて 2人挽き轆轤実演(左/今晃 右/石川美祈子)
津軽系 今 晃(こん あきら)
昭和28年4月23日 秋田県大館市に生まれる。
昭和47年秋田県大湯温泉にて木地修行を始め、昭和50年2月よりこけし製作開始。
青森県大鰐町の長谷川辰雄に弟子入り後、昭和52年弟子上がり。その後も木地挽きの技術を本格的に基礎から身に付けたいと昭和53年よりこけし製作が盛んな宮城県鳴子温泉在住の岡崎斉司に弟子入り。約3年ほどの修行を得て弘前市に戻り弘前市の「ねぶたの館」にて、長谷川健三、本田功と一緒に木地玩具などの製作を行い、昭和58年5月嶽温泉開拓地に移住。
その後平成26年に生まれ故郷の秋田県大館市に戻り製作活動中。
現役の工人が多く用いる電動轆轤(ロクロ)でのこけし製作も行っていたが、こけし製作の原点を追求し、こけし製作が始まった頃(電気が通っていない時代)に使われていた人力の2人挽き轆轤で製作を行うなど、その世界観や作風、探求心や人柄に魅力され、こけし愛好家から根強い支持を受ける津軽系こけし工人。
左/今晃作品「柿」 右/石川美祈子作品「木通(あけび)」
津軽系 石川 美祈子(いしかわ みきこ)
昭和54年6月20日、青森県弘前市に生まれる。
平成23年夏、雑誌「こけし時代」の今晃の記事を見て感動。
こけし作りへの憧れを抱くようになった。平成25年秋に帰郷し、平成26年2月から津軽こけし館に勤務。
平成27年1月に津軽こけし館を退社し、平成27年5月より秋田県大館市の今晃のもとに通ってこけし製作の修行開始。
その後も今晃の元に定期的に通いつつ、令和元年津軽系こけし工人が所属する津軽こけし工人会にも入会し現在活動中。
展示作品一例
2015-2018 左側:今晃/右側:石川美祈子 2人挽きロクロ製作作品群
2019 後列:今晃作品 /前列:石川美祈子作品
2020 左:今晃おひなさま作品 /右:石川美祈子 おひなさま作品
左:今晃 木地玩具作品 /右:石川美祈子 木地玩具作品